幼女でもできる自作エフェクター (3)部品実装、音出し

 前回前々回と延々書いてきたエフェクター製作記事も今回で完結である。今回の記事では部品の実装と音出しについて書く。

 

・部品実装

 ケースが完成したところで、部品をケースに固定する。ジャックやスイッチはレンチを使い渾身の力で締める。LEDはホットボンドで固定する。

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 部品を固定したのち、ケース内の配線を済ませてしまう。ここで間違えると後々大変なことになるので、配線図とよく見比べながら作業をおこなう。普通のエフェクターを作る分にはここでの配線方法は変わらないので、慣れてくると間違いにくくなるはず。 

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 次に、基板にも部品を半田付けする。ラグ板やユニバーサル基板を使う場合はここが一番気を使う作業になるのだが、今回は基板を製作済みなので、書いてあるとおり部品を半田付けすればそれで済んでしまう。本当に楽だ。ダイオードは直に半田付けしてしまったが、ソケットにしておくと各種ダイオード毎に音が比較できて面白い。半田付け時の熱で壊れる心配もない。

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 ここからの工程についてはどうするのが正解なのかよくわかっていないのだけど、とりあえず基板から出す線を全て半田付けしてしまってから、それぞれをケース側に半田付けしている。

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 サイズに余裕があるケースの場合はケース本体の方に基板裏面を貼って固定してしまうが、今回はそういった余裕がないので、フタの方に基板裏面を貼って固定する。固定にはマジックテープを用いている。

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 完成品はこんな感じ。フィルムの発色以外は概ね満足な感じである。

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・音出し

 今回の製作も案の定最初は音が出なかったものの、フタを開けてみたらLEDの足が思いきり露出しておりそこを絶縁して解決。あまり苦労はしないで済んだ。

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 肝心の音はというと、ネットの評判まんまで、ピッキングニュアンスがモロにでるし、それっぽい音はでる。いや、プレキシの音かどうかといわれると非常に困るのだが。参考までに本物のCOT50は一切弾いたことがないが、少なくとも音の方向性はあっていると思う。

 ブースターという感じではなく、シングルコイルに常時ONでブルースをやりたくなってしまう感じ。好きな音ではあるので今後有効な使い方を探っていきたい。

 

 そんなわけで、一つのエフェクターを完成させるまでの流れを3記事にわたって書いた。製作は面倒といえば面倒だし、完成したところで信頼性は恐ろしく低いが、自分好みの音を自分で作れるのはそれでもやはり良いものである。記事で特記した工具、材料に加えて、テスターと半田コテさえあれば製作可能だと思うので、興味のある方は是非一度作ってみて欲しい。*1

*1:ちなみに今回作った基板は大量に余っているので、欲しい方がいらっしゃるようであれば是非ご連絡頂きたい。